<アドバンスコート(ダインコート)施工参考資料>
<使用目的に応じて、液があります>
防汚皮膜 : 規定使用量10〜30cc/u(塗面の吸込み度合いによる)
消臭抗菌 : 規定使用量10〜30cc/u
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<施工上の基本事項>
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コーティング(加工)素材の清掃と脱脂は完全にする。 |
A |
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非吸収性素材の場合、特に下地処理・脱脂は念入りに行う。 |
B |
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原液のまま使用する。施工素材に対して、一度に多くコーティングすると白濁・塗り斑などの弊害が起こる場合には、コーティング回数を増やし少量ずつ規定量を施工します。 |
C |
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コーティング皮膜の透明度を重視する場合には特にこの点に注意する事。 |
D |
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一度分けた液は、原液に混ぜ戻さない事。 |
E |
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種類の違う液は絶対に混ぜない事。 |
<施工方法>
非吸収性素材の場合:
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コーティング(加工)素材の清掃と脱脂を完全に行いガラスや塗装・未塗装の金属面は細かいサンダーなどで表面処理をする。ガラス・カガミの場合撥水加工をしてある場合があり、この場合は撥水加工膜を除去して素材面を親水性にしてから施工する事。 |
A |
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施工目的液を、素材・現場環境等に応じて吹き付け(点付け)10分程度乾燥後、ガンや刷毛等で縦・横・縦に規定量を吹き付(塗布)する。脱脂が不完全の場合には密着が悪く親水性が出ません。風のある日の施工や、広い壁面へのコーティングはローラー・ハケ塗りをお勧めします。 |
B |
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車のボディー・ガラスは、完全脱脂後最初に軽く吹き付け(点付け)10分程度乾燥後、縦・横・縦に規定量を吹き付ける。 |
C |
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黒・濃紺・濃緑など濃いボディー色の場合、現段階では干渉膜が発生する場合があるのでお勧めできません。 |
D |
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吹き付け量のポイントはガンから液剤が出ているが、吹き付け面で水滴が流れ落ちず、しっかりと付着する感じで繰り返すのがコツ。(吹き付け面との距離は約20〜30cm) |
E |
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吹き付け量は上記の様に水滴同士が分離している程度に吹き付け、数回繰り返し、吹き付けむらのないよう規定量を吹き付ける。コーティング皮膜の透明度を重視する場合には特にこの点に注意する事。 |
F |
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規定の硬度が出るのは48時間経過後です。 |
G |
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48時間程度は水をかけない事。部分的に流れ落ちて、再吹き付が必要となる事がある。 |
H |
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車のフロントガラスの施工は禁止。(親水性により小雨時に見にくい事があり危険) |
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吸水性素材の場合:
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コーティング(加工)素材の清掃と脱脂を完全に行い、施工目的液を、素材・現場環境等に応じて吹き付ける。 |
A |
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車の内部の消臭又は抗菌の施工は、フロントガラスを除く車内天井・座席・床絨毯等内装部分・に十分添着させ、最後にエアコンを暖房・内気循環にしエアコンの吸入口からも十分に吸い込ませること。本皮シート等には多量に着けない事。(白く変色する事がある) |
B |
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コーティング皮膜の透明度を重視する場合には、一度に多量に添着しない事。 |
施工機具: コンプレッサー等 圧力/2気圧 ノズル/0.5mm ローラー・ハケでの施工も可能です。
休憩などで作業を中断する場合には必ずガン・ノズルの洗浄・乾燥・給油をする事。
養生時間:約48時間で規定の性能となる。(施工後1時間程度で手には着かなくなる)
注意事項:
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どの施工目的に対してもクレームが発生するケースは、全て添着量が不足や塗り斑の場合です。やり直しで、添着量を十分にし丁重に施工した場合クレームは解消しています。u当たり合計10cc程度(実測面積当たり)の添着が良好です。 |
A |
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素材によってはコーティング不能の場合もあります。現段階で全ての素材での可・不可のテストは出来ておりません。基本的には、素地表面を洗剤で清浄・脱脂後、水を掛けてみて親水性(水を弾かない)が出ていれば可能です。これは塗料を塗る場合と同様です。親水性がでない場合、市販の「アルミコンパウンド」「アルミ蒸着スポンジ」等で“表面処理”をしてやると親水性が出てコーティング可能となる場合があります。樹脂・ガラス・鏡・陶器・金属等で、素材自身の表面が最初から撥水加工が施されている場合は、この方法や細かいサンダー等で処理し施工します。この場合、縦方向に研磨してください。
人の目は、横方向の傷は認識しやすく、縦方向の傷は認識しにくい特徴があるそうです。
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B |
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施工時はマスクを着用する事。 |
C |
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触媒が着いてはいけない部分には十分に養生をする事。 |
D |
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吹き付け後時間がたつと取れなくなってしまう為、ミスした場合は直ちにふき取る事。 |
E |
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休憩で作業を中断する場合や作業終了時には必ずガンの洗浄・乾燥・給油をする事。 |
清掃・脱脂用の洗浄液は当社の無公害洗浄液EC-1000をお使い下さい。
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