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今までの一般的な断熱材は飽和状態になると蓄熱・蓄冷材になってしまいます。「宇宙空間用の遮断熱材(アルミ遮断熱材)」はNASAの宇宙服の技術を応用し新しいコンセプトで建築用に開発された製品で、まだ、ご存じない建築士さんや工務店さんが多いと思います。
施主様の方から建築士・工務店様に新しい材料の調査をご依頼されては如何でしょうか?
宇宙時代の新しい技術のアルミ遮断熱材「オールラップ」、 当社は、両面アルミの
AW-S 0.2mmをお奨めしています。
0.2mm のAW-Sは、グラスウール208mm、発泡スチロール172mm、硬質ウレタン104mmに相当、熱貫流抵抗値3.96u・K/W(平均値)が日本の公的機関で証明されています。
5層〜7層の積層構造ですが、接着剤は使用しておらず全て圧着ですので安全なVOCフリーです。
同様の製品の性能比較は熱貫流抵抗値(R)が大きい程性能が高くなります。 アルミ純度99.97%のオールラップは、真夏の赤外線をカットするだけでなく、真冬の冷気も遮断し、
この理論はNASAの宇宙服技術をもとに考えられています。
船外活動をする宇宙飛行士の服は、ナイロン、ダクロン、アルミ蒸着マイラー(ポリエステルフィルム層)、ゴアテックス/ノーメックスなどから成る11層もの布地からできています。
宇宙ステーションのまわりでは、太陽光の当たる部分で温度が120℃にもなり、反対に光が当たらないところでは、-180℃まで下がりその差は約300℃。宇宙飛行士がこれだけの温度差の影響を受けずに作業できるのも、オールラップと同じアルミのおかげなのです。
この技術を応用した、夏の熱波も冬の冷気も遮断する住宅用遮熱シート、オールラップは、冷暖房に頼らない省エネ住宅に欠かせない新素材です!(Zero Energy House(ZEH)化)
オールラップの施工は空気層を設ける事が必須条件です、この点は特に留意し施工して下さい。
空気層は両面に設ける事が原則ですが、どうしても片面にしか取れない場合は、遮断したい側に空気層を設けて下さい。 鉄骨構造に施工する場合、アルミと鉄骨が触れる事で時間の経過とともに電蝕が発生しますが、オールラップには電蝕防止の特殊コーティングタイプAW-Sがあり、コンクリートに直接触れる施工には耐アルカリコーティングタイプAW-SXが用意されています。 |
主に住宅・工場等の遮断熱材として使われ、厚さ0.2mmの超薄型AW-Sの性能はグラスウール208mm、ポリスチレン172mm、ウレタン104mmと同等以上の性能を持ち、新築住宅ではエアコン不要のお宅が数多く竣工しています。太陽から届く暑さの元となる紫外線・赤外線等を95%以上反射する為、夏場の建物内は暑くなりません、また、冬には室内の温度を漏らさず暖かさが保たれます。その結果、エアコンを設置する必要がなくなり、最高の省エネ建材と言えます。熱線反射率は95%以上、一般断熱材の性能を遥かに上回る超薄型の高性能の遮断熱材です。 |
オールラップ(ALLWRAP・超薄型遮断熱材)は、超高温や超低温の環境下で運用される宇宙船、及び、宇宙服の反射絶縁材料として宇宙産業で開発されました。高い絶縁性能は、気密性を高める工法と空気層を作る事で熱の移行を阻止する強力な隔壁となります。 JR の新幹線電気軌道総合試験車「ドクター・イエロー」や鉄道各社の試験車輌の調温資材として使われています。 |
アルミ(反射熱95%以上遮断) |
両面アルミ 0.2mm |
両面アルミ 8mm |
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夏は涼しく、冬は暖かく、 オール・ラップは、抵抗形、反射形の断熱特性素材を多重構成し最良の効果を発揮するよう開発された新しいコンセプトの製品です。 断熱処理の悪いキャンピングカーやワゴン・乗用車の天井裏に使用すると夏場のクーラーのパワー不足等の解消に効果が期待出来ます。 |
オールラップの緻密な施工 緻密な施工でコーナー部分等完璧な施工が可能 |
他断熱材の隙間施工 結露発生、熱エネルギーが流失 |
熱の流れの源としての放射熱は、赤外線の形のエネルギーです。これは真空中でも光と同じ早さで進み、接触するいかなる材料にも透過、吸収、反射を起こすものです。 |
外気温度36℃の太陽の下にいると、吹き出るような汗といきずまる様な熱気で立ちくらみをするような思いをしますが、木陰に入ると涼しく感じます。体温を36℃とすると、外気はそれより低い温度ですから、本来涼しく感じなければなりません。しかし、熱く感じるのは太陽の輻射熱が直接体に当たって熱を発しているからです。木陰に入ると木の葉が輻射熱をカットしてくれますので、涼しく感じます。また、36℃のお風呂に入った場合ぬるく感じる事は誰もが経験している事です。すなわち「暑い」と感じるのは温度ではないのです。 |
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空間に反射板を置いて熱流試験をした場合、1枚の反射板でも60%の熱損失の減少となります。さらに、2枚挿入すると85%と大半の熱損失をカットする事が出来ます。オールラップは、反射率95%以上なので、この効果は更に大きい物になり夏の屋根への熱負荷は19,000BTU'sもあり、家屋をこまかく調べたところアルミ遮断熱材を重複して使用すれば、600BTU's、つまり全体の熱負荷の95%以上を減少できると言われます。金属を断熱材に利用する事は、熱伝導性の利点から十分可能です。このタイプの断熱材は実際上、放射及び対流による熱損失をなくす事が出来ます。 |
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空間での熱損失の大半は、伝導熱と対流熱によると考えられていましたが、実際ほとんどの熱伝達は輻射熱によるもので、その量は全熱移動の75%を占めると言われています。暖かい壁から、冷たい壁の間の熱の通過は夏冬関わらず、その65〜80%は輻射熱によるものということです。したがって断熱材を厚くしたり、熱伝導率を低くしただけでは快適空間は生み出せないのです。ほとんどの建材は反射率が低く、外部の熱を吸収してしまいます。「夏は暑く冬は寒い」となってしまいます。 |
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アルミ遮断熱材オールラップ8mm層と、硬質ウレタン50mmを施工した内容量一定のボックスに235℃の熱を放射した場合、3.3℃の温度差となりました。オールラップ施工のものは、表面温度が上がらず25℃を維持し、熱を吸収せず反射していることが解ります。また、硬質ウレタンの場合は、熱源を切っても内部に溜まった熱は逃げず、長時間高温の状況が続きました。 |
1.輻射熱遮性能 比較試験 |
2. 比較試験 電気ヒータの平均表面温度は357度、EPSの平均表面温度は23.1度、スーパーホイルの平均表面温度は20.1度でオールラップが3度低くなった上記の結果として輻射熱の場合は抵抗断熱EPSより反射遮断熱材オールラップが遮熱性能が高いと判断されます。
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オールラップの性能(AW-8) |
アルミ遮断熱材の価格表
AW-S(0.2mm)は、両面に電蝕防止コーティンがされています
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以下の製品は廃番となっていますが、コンテナ単位での受注生産は可能です。 |
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参考データ: 熱貫流抵抗とは、熱貫流率K値(壁の両側の空気温度に1度の差があるときに、単位時間あたりに壁1uを通過する熱量)の逆数で熱の通りにくさを表現した値です。数字が大きいほど断熱性能に優れています。
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