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各写真の左側が未使用、右側が使用した状態のテストピースでのテスト結果です。 当社の「カビトメル塗料」は同一メーカーの同じ色番号の通常塗料に防カビ剤を調合し換気が悪く湿気の多い戸建住宅のタイル貼り在来浴室に6ヶ月間放置後撮影(平成22年3月〜23年9月) |
「カビトメル」左とJISの防カビ塗料右 |
拡大写真 |
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上の写真の裏面(ブランク) |
拡大写真 |
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「カビトメル塗料」は60菌以上のカビを含め450種以上の細菌・藻類に有効です |
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【適用方法】
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スーパー食品売り場天井の比較 |
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before |
after(1年後) |
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微生物は地球上の食物連鎖には欠かせないもので、自然界だけではなく、体の中や、表皮にもたくさんの微生物が存在します。多くの微生物は無害と言われております。 現代にいたるまで、多くの食品や、医薬品の製造など、人に様々な利益をもたらしています。表皮や体内の菌は、害のある菌から身体を守る性質があり、衛生を求める為に全てを無菌にする事はかえって不利益をもたらす事になります。 |
【カビの恐ろしさ】 食品や木材などの有機物にだけ生えるわけではありません。コンクリート・ガラス・鉄などは素材そのものはカビの栄養源にはなりませんが、これらに人の手垢やゴミなどが付着することでカビが発生します。つまり、住宅などの建築物からコンピュータなどエレクトロニクス機器まで、私たちの生活を取り巻くすべてのものがカビを始めとした微生物の驚異にさらされているといえるのです。カビや微生物が寄生した素材は、腐食や変色、臭を発生するだけでなく致命的な強度劣化、品質の低下を生じます。さらに、カビの害は物に止まらず、人間の健康までも脅かしています。細菌のO-157だけでなく、カビ毒は肝臓や腎臓障害などの慢性疾患や、アレルギー疾患を引き起こすことが知られています。最悪の場合は人を死に至らしめる極めて危険な存在です。 |
【日本の建物の内外に約60種類のカビが存在】 @建築材料の多くは、有機化合物の為、手垢や油膜などが付着するとカビの栄養源になる。 |
人に害のある微生物(カビ)の増殖は阻止したい |
食品工場天井の比較 |
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before |
after(1年後) |
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【カビの被害】 @外観を悪くする |
微生物管理はリスク・マネジメントにおける重要課題となっています。ですから、産業界においても、家庭においても悪玉微生物を制することが、リスク・マネジメントの第一歩と言えます。微生物と人間との棲み分けを行うことで自然の生態系を壊さない環境対応の理想的な防汚・防カビ・抗菌・消臭をご提案します。 |
カビは、酵母とともに真菌類と呼ばれており、原生生物一種です。真菌類を分類すると鞭毛菌類、接合菌類、子嚢菌類に加えてキノコなどの担子菌類、食品を主に汚染する不完全菌類があります。 カビと細菌の違いカビとは植物に類似し、細菌は動物に類似しています。 |
【JIS規格における防カビ剤評価とその問題点】 JIS規格( JIS Z 2911 )では、5郡13菌の内、3〜5菌の試験に対して有効であれば規格準拠の防カビ剤として認定します。 カビの種類は6万とも8万とも言われ、その内建築物内外で発生するカビは60種類と言われます。5種類程度に有効な防カビ剤では、効果が十分に期待できないのです。生活空間で使用した場合、殆ど効果が無いと言っても過言ではありません。 【防カビ剤は危険なのか】 現在までの防カビ剤の多くは、漂白や、殺菌を主としたものが多く、砒素や重金属からなるものまで存在しました(現在は使用禁止)そして多くの場合、防カビ剤が溶出してカビを抑制していた為、とても危険で効果が短い物が多かったのです。 その為、現在でも多くの方、専門家までが『防カビ 』 = 『 危険な物 』 と説明しています。 しかし、防カビ剤はカビを抑制する薬剤の事で、国内だけで数百種類もあります。危険な物ばかりではありません。 天然有機系 有機系 無機系 光触媒 無光触媒等があります。 【カビトメルコーティングとカビトメル塗料のメカニズム】 殺菌剤、カビ取り剤、無機系抗菌剤は細胞壁から核(DNA)までを破壊する事により育成を阻止(殺菌)します。人体にも留まり有害です。しかし、「カビトメル」は細菌(バクテリア)や真菌(カビ)の細胞壁だけを破壊し、生存する為の合成を妨げ生育できなくさせ、浮遊しているカビ菌も近寄れなくなり(忌避効果)やがて死滅します。 |
【求められる防カビ剤の試験】 『求められるカビ抵抗性試験とは』 JIS規格を中心に様々なカビ抵抗性試験、抗菌力試験などがありますが、実際の用途に適した試験内容でなければなりません。 |
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マンション居室と浴室の防カビ対策 |
「カビトメル」のテスト結果
当社のカビトメル-STD 弊社におけるカビ抵抗性試験 |
JIS Z 2911 カビ抵抗性試験 |
JIS A 6922 クロス糊用カビ抵抗性試験 |
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試験菌 | 60菌以上(JIS試験菌含む) | 5菌 | 3菌 | |||
培養期 | 28日間 | 7〜14日間 | 7日間 | |||
培 地 | SDA、PDA、M40Y | SDA | PDA | |||
評 価 | 評価 0 | 菌の発育なし | ||||
評価 1 | 僅かに発育 | 評価 3 |
菌の発育なし |
評価 3 | 菌の発育 |
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評価 2 | 少し発育 | 評価 2 | 菌の発育1/3以下 |
評価 2 | 菌の発育1/3 |
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評価 3 | 中間的な発育 | 評価 1 | 菌の発育1/3以上 |
評価 1 | 菌の発育1/3 |
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評価 4 | 激しく発育 |
【 試 験 菌 】 弊社カビトメル工法は、建物に発生する57菌及びJIS試験菌を合わせた62菌を使用。 |
防カビ剤の実質評価基準 |
【その他の試験】
防カビ剤に対する菌の発育を阻止する最低濃度(ppm)を示す数値としてMIC値を用います。 この値は防カビ剤を何ppm添加すれば、そのカビの発生・育成を阻止できるかを表しています。値が低いほど菌に対する薬効が大きい事になりますので、少量の薬剤で効力があることに なります。 |
【求められる防カビ剤の安全性】 【求められる安全性】 昨今、シックハウスという言葉が一般化した中、いまだ多くの方が「防カビ剤=危険」と認識されております。実際に使われている方が、何を根拠に「安全」なのか理解できなければ不安であるのは当然の事なのです。化粧品や薬剤で、「0ppm以下の濃度は許容範囲」という規定を適用している商品が多数あります。 「有害商品だが使うには微量だから安全」という考え方には賛同しません。 |
【(財)日本食品分析センターによる結果】 |
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1.ウサギを用いた皮膚一次刺激性試験 |
第100030579−001号 |
2.変異原性試験 |
第100030579−002号 |
3.マウスを用いた急性経口毒性試験 |
第100030579−003号 |
4.O-157抗菌力試験ベロ毒素 |
第100030580−001号 |
5.MRSA菌力試験 |
第100030580−002号 |
6.カビ抵抗性試験JIS準拠 |
第100030580−003号 |
7.ダイオキシン・フラン検出試験28項目 |
第100030581−001号 |
【エコダイン防カビシステム・カビトメル工法の特長】
【抗菌スペクトラム】(何菌に対して効果があるのか) |
種 類 |
有機系 カビトメル工法 |
有機系 ( TBZ 等 ) |
無機系 抗菌材 |
天然系 |
光触媒 |
有効成分 | 有機系複合材 | 単独薬 | 銀系等 | ヒノキ わさび等 |
過酸化 チタン等 |
メカニズム | 忌避効果 | 忌避効果 | 殺菌 | 殺菌 | 殺菌 |
公的試験 | JIS Z 2911 JIS Z 6922 |
JIS Z 2911 ASTM G 21等 |
フィルム密着法等 | JIS Z 2911 | 不明 |
MD法 | カビ発生なし | カビ発生 | カビ発生 | カビ発生 | カビ発生 |
抗菌スペクトル | 200菌以上 | 32菌 | 約10菌 | 不明 | 不明 |
藻抵抗力 | 25藻 | − | − | − | − |
浸透力 | プラスターボード 5〜6mm |
農薬応用の為 浸透力を抑制 |
不明 | 不明 | 不明 |
薬剤安 定温度 |
−60〜390℃ | 0〜251℃ | 700℃ | 不明 | 不明 |
有効ph値 | 1〜14 | 4〜8.5 | 不明 | 不明 | 不明 |
溶出度 | 3ppm/28日 (2m/secの流水) |
溶出する 3,000ppm |
溶出する | 溶出する | 溶出する |
耐性菌 | 複合薬剤のため 耐性菌ができにくい |
単独菌の為 耐性菌ができ易い |
不明 | 不明 | 不明 |
安全性 | LD50 20,000mg/kg以上 |
LD503,800mg/kg 以上 |
LD505,000mg/kg以上 |
LD50657mg/kg (ヒノキチオール) |
不明 |
問題点 | 390度を超える加工が出来ない
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大腸菌などの細菌には効果無し
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添加量が多い 不透明・薬剤未接点には効果なし・カビ菌には効果が少ない |
自然劣化後
効果が減少 |
光が必要薬剤未接触には効果なし |
どんな場所への「カビトメル施工」のご相談も承りますので、お問合せ下さい。 |
カビトメルには、「そのまま使う」ものと「塗料に混入」し使うものがあります。
名 称
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対応目的
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価 格
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使用量
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★カビトメル STD | クロス・モルタル・木部・ たたみ・ 塗装下地 |
※31,500/10L用 |
150ml/u/2回塗り |
★カビトメル NMX | クロス糊添加用 (18kg缶用) |
12,600円/180g |
糊の施工面積と同じ |
★カビトメル PMX | 混入費用 (当社で混入します) |
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★カビトメル PMX-04 |
混入費用・塗料代別 (塗料支給可) |
8,000円/4kg缶 |
約8u/缶/2回塗り |
★カビトメル PMX-16 | 混入費用・塗料代別 (塗料支給可) |
26,000円/16kg缶 |
約30u/缶/2回塗り |
★カビトメル PMX-27 | 混入費要・塗料代別 (塗料支給可) |
39,500円/27s缶 |
約50u/缶/2回塗り |
★カビトメル UB-45 | ユニットバス等用 フッ素樹脂系防カビ |
(小)3,300円/45g |
約7u/施工可能 |
★カビトメル UB-800 |
ユニットバス等用 フッ素樹脂系防カビ |
(大)41,300円/800g |
約130u/施工可能 |
※混入塗料のカラーは(社)日本塗料工業会色見本の全色に対応します。 |
ご質問 |
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ご注文 |
SDS 「カビトメル」の安全データシート 【製品の特性】 【会社情報】 販売者 : エコダイン 住 所 : 〒192-0375 東京都八王子市鑓水2-84-9 担 当 : ケミカル皮膜形成部 電 話 : 042-689-4253 作 成 : 2010年3月 製 品 名 : カビトメル-STD 製品説明 : 種類 −水分散系防カビ剤 主な用途 −下地・モルタル・防カビ・防藻 【物質の特性】 成分及び含有量(危険有害物質を対象 ) 成 分 名 CAS NO 含 有 量 備考 複合合成剤 【官報公示整理番号(化審法、安衛法)】 化審法による既存化学物質に該当する。 CAS NO : 1897-45-6,13108-52-6,2634-33-5,10605-21-7,0018-09-1 【国連分類】 国連の定義上、危険物に該当しない。 TSCA : 記載あり EINECS : 記載あり CEPA : 記載あり EPA : 記載あり |
【危険有害性の分類】 |