吸放湿素材にカビが発生

オプションで設置した防カビ用の吸放湿素材にカビが発生した?

新築マンションの吸湿パネルの防汚カビ処理1

新築マンションの「オプション」 カビ対策で、吸放湿パネルを壁に設置 ところが、そこにカビが発生! さらにその下の畳にもカビが発生!

新築マンションの吸湿パネルの防汚カビ処理2

カビが生えるのは当然です 吸放湿する「焼成パネル」、「珪藻土」などは、 湿度が常に高いと、保湿材になります 「焼成パネル」メーカーでは、高温で製造するために微生物がいないため・・・と説明しますが、それは設置するまでの話です カビは様々な所からやってきます

新築マンションの吸湿パネルの防汚カビ処理3

触ると、水がたっぷり含まれていることがわかる程湿っていました コマーシャルでは、「焼成パネル」も「珪藻土」もカビ対策に! と宣伝しています 吸放湿できる環境なら、湿気を吸って快適空間を作り出します しかし、湿気が常に高い個所では、防カビ効果は期待できません。悪化することもよくあります

新築マンションの吸湿パネルの防汚カビ処理4

焼成パネルや珪藻土には、防カビ剤が浸透し易いので、高い効果が得られます 吸放湿素材は、設置する場所をご検討下さい

リフォーム時も同じです。 カビで困っているお部屋に、断熱追加などの大掛かりな構造変更をせずに珪藻土や焼成パネルなどを設置すると、間違いなくカビ発生がリフォーム前より悪化します。 設置してしまったら、そこへ防カビ処理をすることで、簡単にカビ発生を抑えられます。 この工法は、岩盤浴でも使われ始めています。